人生暇つぶし

恩師である教授の口癖。人生暇つぶし。学問暇つぶし。

非属のこだわり

「非属の才能」(山田玲司著)という本を紹介します。

学校に行かなかったり、生きづらかったり、とにかく私のような人に読んでくれといわんばかりの本です。

著者は非属(≒非凡)の才能を持つ方々へのインタビューを漫画にして連載している方です。

自分が考えていることがだいたい書かれているような気がしました。時折極端なことも書いてありますが。

うんうんと頷きながら読んだ部分を抜粋すると、

世の中のモノサシは関係なく、「私はこう思う」という、どこにも属さない自分自身の言葉

「タグ(値札)のついた何か」にはなれても、「その人でなければならないという唯一無二の存在」には絶対になれない

「とにかくなんでもやってみろ」

すぐに生産性や順位などの結果を求めない

楽しいかどうかを大切に

自分のなかにある非属の才能をみんなのためにわかりやすく翻訳する

群れずにつながる

全体的にこんな感じの論調です。

自分は場に馴染めないとか浮いてるとか感じる人がいれば読んでみてください。 

 

最近は人からどう思われようと好きなことをするし、人を選んで会うようにしています。嫌なものや苦痛なものからは極力遠ざかる。省エネ。

そうすると、だんだんと他人の評価がどうでもよくなってきます。今までは極度の完璧主義(すごい人ではなくて、完璧にやれないとわかると諦めるクズなタイプのほう)だったのですが、ちょっとずつラフになってきたというか。

他人がどうでもよくなるというのはとても楽ですね。今までは全員の顔色を伺ってましたから生きづらくて当たり前というか。むしろよく生きのびたなあと。

 

私はこだわりをもつ対象がわりと多くあります。

基本的に自分基準の「美しさ」を満たすかどうかです。ただ、その基準が結構高いので、自分でも苦労しています。

例えば、他の人がどんな音楽の聴き方をしているのかはわかりませんが、私は朝一番に今日の曲を決めます。天気や気分、今抱えている課題、状況、その日に会う人などいろいろと要素はあるのですが、総合的に考えて一つの曲を決め、それをひたすら聴きます。次の日は同じ曲だったり違う曲だったり、さまざまです。

人間の体ってすごいなあと感心するのですが、聴く曲によって視覚を介した世界の色が変わるんですよね。

明るい気分のときは明るい色を選ぶ、みたいなことって誰でもあると思うのですが、視覚なり聴覚なりの感覚で得た情報を神経を介して脳に届けて、再度神経を介してそういった行動を無意識にとらせていると思うのです。

最近は厄介ごとが常にあるので、比較的うるさい重い美しい曲を選ぶことが多いです。そうすると、なんとなく風景がグレイッシュになる。面白いです。

音楽や服など身にまとうものは私なりの防衛反応です。武装です。気に入らないときは非常にストレスがかかります。脆い。

 

人のこだわりを知りたくて人の観察をしていると面白い気づきがあったりします。これからもひっそりと観察し続けます。